このホームページは、主として和歌山大学観光学部木川研究室のメンバーによって運営されています。観光学においても、ドキュメンタリー、の位置付けは非常に重要なものと考えられるようになっています。地域の魅力を伝え、そこに人々を運ぶ観光、しかし、その魅力とはなんなのだろうか。たとえば映画のように、そこにいない人や物語を挿入することによって架空な空間を作ることは観光において相応しいことなのだろうか、商業CMのように売り手の事情に合わせた誘客を声高に宣伝することが観光にとって適切なことだろうか。SeeingからDoingとしてBeingの観光へと時代が変わりつつあると言われている今、人、地域、自然の魅力を一緒に考えることこそが観光の意味であり、そのための観光ドキュメンタリーを考えていきたい。このような趣旨のもと、和歌山大学ドキュメンタリーシリーズ、きのくに学生ドキュメンタリー映画祭を開催していきます。