「なれのはて」上映会のお知らせ

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今年から始める「和歌山大学ドキュメンタリーシリーズ」第1回の「なれのはて」の上映会を以下のように開催いたします。

上映作品:「なれのはて」粂田剛監督
日時:2023年12月6日(水) 16:30~19:20
会場:和歌山大学観光学部棟  T101号教室
主催:和歌山大学ドキュメンタリーシリーズ2023運営委員会(和歌山大学学内有志)
登壇者:粂田剛監督(なれのはて監督), 木川剛志(和歌山大学観光学部, 司会進行)
参加費:無料
参加方法:12月5日23:59までに(延長しました)、オンラインで参加申し込みをください。当日飛び込みも歓迎しますが、満席の場合は参加できない場合があります。

喧騒と熱気渦巻く生温かいカオス、フィリピンのスラムへようこそ
帰国することを諦めた日本人男性たち
“困窮邦人”と呼ばれる男たちの生活を7年間追い続けたドキュメンタリー!

マニラの貧困地区、路地の奥にひっそりと住む高齢の日本人男性たち。「困窮邦人」と呼ばれる彼らは、まわりの人の助けを借りながら、僅かな日銭を稼ぎ、細々と毎日を過ごしている。警察官、暴力団員、証券会社員、トラック運転手…かつては日本で職に就き、家族がいるのにも関わらず、何らかの理由で帰国しないまま、そこで人生の最後となるであろう日々を送っている。本作は、この地で寄る辺なく暮らす4人の老人男性の姿を、実に7年間の歳月をかけて追ったドキュメンタリーだ。半身が不自由になり、近隣の人々の助けを借りてリハビリする男、連れ添った現地妻とささやかながら仲睦まじい生活を送る男、便所掃除をして軒下に居候している男、最も稼げないジープの呼び込みでフィリピンの家族を支える男…。カメラは、彼らの日常、そしてそのまわりのスラムの人々の姿を淡々と捉えていく。
東京ドキュメンタリー映画祭2021長編部門グランプリ作品。

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