あらすじ
「食物アレルギー」と生きる人たちを追ったドキュメンタリー。給食、合コン、会食…、人は食事を通して、他者とコミュニケーションをとってきた。そんな食事の場面で困難を抱える人たちがいる。10人に1人、とりわけ14歳以下の子どもが多く発症すると言われている食物アレルギー。だが、彼らが抱える葛藤が周知されることは少なく、孤立してしまう傾向がある。疎外感や社会参加への障壁、「私が悪い」と苦しみ、大きな負担を抱える親、課題が山積する飲食店対応…。そんな中、彼らが「食」の楽しさを感じ、社会との関わりに奮闘する日々を取材した。