あらすじ
81年前、戦争のため中止となった「幻の東京オリンピック」と呼ばれた大会があった。関西大学にも、かつて同オリンピックを目指していたアスリートがいたことがわかった。彼らはどのように競技と向き合い、どのような人生を生きたのか。そして「東京2020」オリンピックを経た今、幻の大会は今を生きる私たちの目にどう映るのか。一次資料の調査や遺族の開き取りを通じて、彼らが願い続けたある「思い」が浮き彫りになった。彼らが残した苦悩の痕跡と栄光の爪痕と向き合い、先の世代に繋いでいく姿を記録した。
監督 根井隆成、鈴木美有
関西大学総合情報学部4年生